砂糖で作ったバラが「島の変化」を表現

2013年から瀬戸芸に参加し、高見島で作品を作り続けてきた西山美なコさんです。

こちらは3年前の前回、空き家となっている住宅に展示した作品。砂糖で作った約350のバラのオブジェです。

今回も同じ会場にこの作品を残しています。月日の経過とともに砂糖が溶けていく様子から人口減少や建物の老朽化といった島の変化を表現しているといいます。新たなバラを追加した点も見どころです。

(西山美なコさん)
「ただただ崩れてとろけていく作品というよりは、今暮らしている女性にエールを送りたいなと思って、新しいバラを参加させた。島の女性が9人と伺ったので、9個新しい薔薇が加わっています」

西山さんの作品を展示している住宅で、生まれ育った女性は。

(高見島出身)
「沈みかけた島で作家さんが来て活気あふれるようないい作品を作ってもらって。頑張れっていうような気持ちがいっぱいあって。いずれはこうなるさみしい運命だけど生きている人はすごいよという。そんな感じが溢れていますよね」

(訪れた人 東京から)
「こんな機会がないと西の島々にも来ないですし。町の方々も活気づいているような感じがするので、3年に1回頑張ろうという感じが伝わってくるので、すごくいいなと思いました」

アーティストと住民が一体となって作り上げる瀬戸内国際芸術祭。11月9日の閉幕までまだまだ盛り上がりを見せてくれそうです。