「殺してやろうと」女性が路上に倒れた後も「追撃」
冒頭陳述などによりますと、男は2024年7月午前9時半ごろ、高梁市内の病院敷地内の出入り口前で、勤務を終えて帰宅しようとしていた看護師の女性を、背部から刃体の長さ約13センチのナイフで刺したといいます。
さらに路上に倒れた後も追撃して、腹部などをあわせて4回刺したとされています。

現場にいた病院職員から、「看護師が患者にナイフで刺された」という通報があり、警察が駆けつけたところ、腹部から血を流している女性を発見。現場にいた男や病院職員に話を聞き、男を現行犯逮捕しました。
女性は「肝損傷」など後遺症を伴う全治1か月の重傷
女性はドクターヘリで病院に搬送され、肝損傷などの全治約1か月の重傷を負いましたが、命に別状はありませんでした。
警察の調べに対し男は、「殺してやろうと思って刺したことに間違いない」と供述しました。
その後、男は殺人未遂、銃砲刀剣類所持等取締法違反の罪で起訴されました。
