中東情勢が不安定となり、国内で懸念されるのは物価の高騰です。岡山市内のガソリンスタンドでも、提供するガソリンの価格に影響が出始めています。
岡山市北区にあるガソリンスタンドです。給油に訪れた人から聞かれたのは、ガソリン価格の動向を不安視する声です。

(給油に来た人)
「値段が上がりそうなので、(値上げの)可能性があるから。イラン攻撃でどうなるかなっていうところで」
アメリカとイスラエルによるイランへの軍事攻撃をめぐり、混乱を極める中東情勢。原油などのエネルギー資源を運ぶタンカーが行き交うホルムズ海峡が事実上封鎖されたことにより、日本経済への影響が拡大する恐れがあるとの見方が広がっています。

中でも価格の変動が顕著なのがガソリンです。去年12月31日に暫定税率が廃止となり、レギュラーガソリンの価格は、値下げ傾向にありましたが…。
(店員)
「来週の月曜日から一気にドンと上がっちゃうので…」

(客)
「あ~」
こちらの店舗では、中東情勢の悪化に伴う輸入コストの上昇を受け、今月9日から全油種で7円~8円値上げすることに決めました。
(三和エネサ 吉田真千枝さん)
「ちょっと心苦しいんですけど、来週までにしっかり入れに来ていただくようにおすすめさせていただくようにしています」

値上げの再来に、不安の声も…。
(記者)
「きょうはどのくらい入れるんですか?」
(給油に来た人)
「満タンです。値段が少しでも安い時に入れておこうかなと思って」
(給油に来た人)
「急激ですね、下がったり上がったり。ちょっと考えないと。(移動を)自転車にするか」

岡山県石油商業組合は、「ガソリンの価格は今後も上昇する見通しだが、現段階で具体的な値上げ幅は予測できない」「輸送コストが上がるためほかの製品の値上げも避けられないのでは」との見方を示しています。
中東の情勢が私たちの生活にどのような影響を及ぼすのか。不透明な先行きに不安が広がります。










