母親から、ハンセン病を発症した子どもに「一族のために死んでくれ」。
そんな残酷な言葉が投げかけられたといいます。その背景には、ハンセン病に対する社会の根深い差別や偏見がありました。
ハンセン病の正しい理解のために、岡山市北区の「詩人 永瀬清子とハンセン病文学の読書室」では、昨年(2025年)から週末の午後、講演会が開かれています。
長年、ハンセン病をテーマに取材を続けるRSK山陽放送の米澤秀敏記者が、ハンセン病への差別・偏見が家族にも及んだことなどについて話しました。(2025年9月14日)
(※この記事は、全4回の第1回です)
RSK山陽放送が伝えてきたこと
(米澤秀敏記者)
「RSK山陽放送がハンセン病の取材を始めて40年以上です。これまで取材してきたことをまとめた映像がありますので、ご挨拶として皆さんにご覧いただこうと思います。
2021年、『RSKイブニングニュース』が放送開始から50年を迎え、半世紀の歩みを振り返る特集で、ハンセン病についてまとめたものです」
【2021年放送のRSKイブニングニュースより】
(長島愛生園歴史館 木下 浩 学芸員/2021年8月)
「あれ橋なんよ、橋だったん。こわれてしまったけどな」
かつて患者は船で運ばれ、この桟橋から収容されました。













