四国新幹線の実現に向けて全国から約45万筆の署名が集まりました。四国4県や地元経済界は今後、建設に向けた調査を国に強く求めていくとしてしています。

四国への新幹線導入を求め、四国4県の知事や地元選出の国会議員、また、四国新幹線との連結が計画されている岡山市の関係者らが出席した大会で発表されました。

4県などでつくる団体では、去年6月から署名活動を進めていて、全国から45万2,038筆が集まったということです。署名は与党で新幹線政策を担当する稲田朋美議員に手渡され、稲田議員は、建設が進む北陸新幹線など3路線と同時に四国の調査を進めるべきとの考えを示しました。

(自民党鉄道調査会 稲田朋美会長)
「整備新幹線(先行する3路線)を待っていたら100年が経ってもできない。同時進行で財源も工夫をして国力、経済を上げていく」

四国の新幹線導入に向けた国の調査は中断していて、大会では早期の再開を求める決議もまとめられました。