水なしでも生き延びる!時々壁に張りついている幼虫

(東洋産業 大野竜徳さん)
「幼虫は水を飲まなくても平気なので、乾燥しているおうちの中はどこでも歩いていきますし、壁を登っていくこともあるので、ときどき壁に貼りついていたり、天井と壁の間で休んでいたりする姿を見ることもあります」

【画像⑥】大野さんの自宅の壁で発見された幼虫

(大野さん)
「幼虫は動きが鈍く、外敵に襲われると逃げることは難しそうに見えます。なので、幼虫は外敵に襲われると反撃をします」

「幼虫は毛虫のような姿をしていて、ほかの虫に襲われたら毛を逆立てて身を守ります。この毛は抜けやすく、一部の毛の先はよくみると槍のようになっていて(槍状毛)、外敵に襲われたときに刺さったり、相手に絡みついたりすることで相手をひるませた隙にのんびり逃げるのです」

【画像⑦】よくみると攻撃力も高そう?