トコジラミ 刺されたらどうなる?

(東洋産業 大野竜徳さん)
「その刺されたときの皮膚の様子が手がかりです。カメムシは注射針のような口で皮膚をブスリと刺すので、刺されたあとが残ります。

とっても臆病なので、迷惑なことに一回の吸血で『気づかれないかな?大丈夫かな?』と言わんばかりに近くを何か所も刺すことも多いようです。被害が続くと、『赤い腫れ』と『かなり強いかゆみ』が1~2週間ほど続きます」

何とも迷惑なトコジラミ。【画像③】はまるで家族のように密集した様々なサイズのトコジラミたちです。

【画像③】トコジラミの家族?

(東洋産業 大野さん)
「実はトコジラミが刺咬する際、血液が凝固しないように唾液を宿主の体内に注入し、唾液に含まれる物質がアレルギー反応を引き起こすのですが、なんとこんな話があります!

1回目の刺咬は無症状(アレルギー反応なし)
2回目の刺咬も無症状(アレルギー反応なし)
3回目の刺咬も無症状(アレルギー反応なし)
4回目以降の刺咬で翌日かゆみを伴う紅斑が出現する

トコジラミに刺されてかゆい、その被害に気付いた人は、過去何度か被害にあっているというわけです」

ー知らないうちにすでに被害にあっているかもしれないと思うと怖いです…。