■レトロなカフェは元〇〇 イチオシは野菜たっぷりスープランチ
記者
「山鹿市 鹿本町(やまがし かもとまち)に来ています。住宅街なんですが、その中にカフェがあるそうなんです。店内はどうなっているのでしょうか?さっそく行ってみましょう」

続いては、住宅街にひっそりと佇む古民家を改装したスープ専門店のカフェ「東風日和(こちびより)」中に入ってみると…
記者
「隠れ家みたいな店内ですよ。普通の家とは違った構造に思えます」
東風日和 山部 恵理 オーナー
「もともとは村の診療所、病院の建物だった」

なんとこちらの建物は元病院!?なんでも、診療所として使われていたこの場所をオーナーの山部さんが一目で気に入り、10年ほど前に購入を決意。築150年の古民家をお店として活用することに決めました。

山部オーナー
「建具とか1つ1つが細やかで、デザイン性が昔ながらにあって、ここに決めました。歴史を感じる建物がとても好きです」
お店には、当時の面影を感じさせるものも残しています。
山部オーナー
「昔診療所でレントゲンを撮る時に使っていたライトということで、これが奥から出てきたので、今は入口のところでみな様をお迎えしている」
記者
「レントゲンのライトがおしゃれに見えますね」

さらに、昔住んでいた病院の先生が使っていたとされる五右衛門風呂や、かまどなども当時のままです。

山部オーナー
「この雰囲気を次にも繋げていけるように残していきたい」
そんな当時の雰囲気がたっぷり詰まった場所で味わう お店の看板メニューがこちら!

使われている野菜はなんと31種類!そのほとんどが熊本県産なんです。さらに、お店イチオシのスープは、塩のみで味付け。野菜本来の旨みを存分に楽しめる一品です。
記者
「優しい味です。1つ1つの野菜にそれぞれのうまみが詰まっている。スープなのに噛んで楽しむ、食べるスープですね」
古い建物に新たな価値を見出すリノベーションカフェ。懐かしい雰囲気の中、絶品料理を堪能してみてはいかがでしょうか。