患者やスタッフの負担軽減が期待される新たな移動サービスを熊本市の医療機関が九州では初めて導入しました。

熊本中央病院にきょう(11月6日)から導入されたこの車いす。高齢者や歩行が困難な患者などを自動で目的地まで運びます。

車椅子に院内の地図データを読み込ませてあり、利用者は行き先画面をタッチするだけ。車体のセンサーが障害物を認識しながら目的地まで自動で運転し、降車後は元の位置まで自動で戻ります。

利用者「普通の車いすより乗り心地がいいです」

利用者「母をずっと介護していたから、助かります介護する方も」

このサービスが導入されるのは、九州では初めてだということです。

熊本中央病院では、患者と病院スタッフの負担軽減につながると期待を寄せています。