昨年度、熊本県内の124の事業所で違法な時間外労働が確認されたことが熊本労働局の調査で明らかになりました。

熊本労働局は、昨年度労働者からの申告などで長時間労働が疑われた事業所236か所に立ち入り調査しました。

その結果、月80時間以上の残業など、違法な時間外労働が124か所で確認されました。これは調査した事業所の半数以上に上ります。

なかでも、月200時間を超えた事業所が1か所150時間を超えた事業所が12か所ありました。

熊本労働局によりますと、新型コロナウイルスに感染した従業員が欠勤し、そのカバーのために長時間労働が発生したケースがあったということです。