天草市に7月、突如として現れた6つのコンテナ。グルメや体験コーナーを宣伝するのぼりも並んでいます。
コンテナがあるのは、今年2月に開通した「天草未来大橋」を渡り、国道324号沿いにある「本渡港広場」です。
地元の人にこのコンテナについて聞いてみると。

地元の人「天草にないおしゃれな感じのところなので、ちょっとできてよかったなと思います」
地元の人「外なので、子どもも伸び伸び遊びながら飲食もできるのでいいなと思います」

新しくできた観光スポットのようですが、こちら今年7月にお目見えしたばかりだというのに、オープンは”半年間だけ”という期限付き。
いったい、なぜなのでしょうか?
天草市役所 渡邊英治さん「本渡港を天草の観光やビジネスの拠点施設として利用するために整備を考えていて、本渡港にどのような機能が必要か実証実験を行っている」

天草の下島と上島の境目付近に位置する「本渡港」はかつて、熊本港との間を高速フェリーが往来するほどのにぎわいをみせていました。
しかし、人口減少や交通網の整備などで、現在は、御所浦島との港を結ぶ定期船だけ。
そこで、本渡港を再び集客拠点にできないかと 天草市が市民などに働きかけ、 実証実験が始まりました。名乗りを上げたのは、天草市内から4店舗。
「港から町は始まるんじゃないか」と意気込んで出店したのは『陶人房(とうじんぼう) とらい』チャレンジの意味を込めて名付けた店の名前です。

とらい 山田也有さん「(陶芸)体験を中心にしたお店というのがないので何とかしたいというのがありました」
妻・やよいさん「(ここを)いろんな体験が出来る場所にしたいと思っているので、 ここに来たら何かできるみたいな」

天草は、陶磁器の原料「陶石」の日本一の産地で、市内には30軒以上の窯元があります。
“焼き物の町”を代表する気持ちで出店したという、山田さん夫婦。自身の窯元がある河浦町から 30キロの道のりをほぼ毎日通っています。
也有さん「うちは山の中と一緒なんで生徒さんが来ない日は誰も来ないと思っています」
ぶらりと立ち寄って、気軽に楽しんでもらいたいと 事前予約がなくても体験できる陶芸も準備しています。










