■天草の食材を生かした美食の数々・・・

厨房では、元松シェフが考案した天草大王の料理が完成しようとしていました。

天草大王は身に弾力があり、皮も厚めなのが特徴。丁寧に油をかけながら火を通し「皮はパリっと、肉は柔らかく」仕上げます。

完成した料理を誰よりも先に生産する山口さんに食べてもらいたいと、6月2日に試食のお願いをしていました。

山口代表
「すごい!初めてみました、こんな料理。びっくりです」

目の前に運ばれてきたのは半身のロースト。ハーブの効いた塩味の加減が絶妙です。

山口代表
「お肉の味も引き立っているし、バランス最高じゃないですか!」

また、モチっとした食感のトルティーヤ生地に野菜と鶏肉を一緒に巻いて食べるのも元松シェフのオススメです。

山口代表
「美味しい!最高!」
「こういうシチュエーションを作ってもらって最高!生産者冥利に尽きます」

さらに元松シェフは「天草梅肉ポーク」を塩麹に漬け込んだオーブン焼きや、
旬のワタリガニなど、地元で獲れた魚介にスパイスを効かせたアジアンテイスト料理など
多国籍の料理をラインナップしました。


そして6月3日、いよいよオープンの日です。接客は日ごろからブライダル事業に携わっているスタッフばかり。気配りなどおもてなし面は万全です。


利用者
「おいしい。落ち着いた雰囲気ですごく眺めもいいし、まさか熊本にこういう所があるとは思わないですよね」

山﨑社長
「やっと始まったなという気持ちです。樋合島は自然豊かな場所ですし、私たちがお客様を迎えることで樋合島そのものを堪能していただきたいと思いますし、10年 20年大きくいうと 100年後も変わらない天草の自然豊かさを次につなげていきたいという気持ちは大きくあります」