天草地方では温暖な気候を生かして生産されている早期米の稲刈りが始まりました。

JAあまくさ管内では、台風の被害を避けるため作付面積の9割近くで早期米が栽培されています。

上天草市松島町教良木(きょうらぎ)の松本峯夫(まつもと みねお)さんの田んぼでは、4月に植えたコシヒカリが黄金色に実り重く垂れた稲穂を、強い日差しを避けながら稲刈り機を使って次々と刈り取っていました。

今年は気温が高い日が続きましたが天候に恵まれ、晴れた日と適度な雨が交互に続き水の管理が出来たことで穂の実入りも良く、良いものが出来上がっているとの事です。

早期米の稲刈りは、これから8月上旬にかけてピークを迎え、JAあまくさでは約1500トンの収穫を見込んでいて8月31日には品質を確かめる初検査が行われ、その後、関東や関西に出荷されます。