全ての女性に「着たい服」を
「産後や闘病中の女性のために、着心地が良くて機能性のある服を作る」
それは経験もなく、50歳目前の2人にとって、一見無謀とも思える挑戦でした。

合志市にある7畳ほどのスペースが倉庫兼事務所。
名前は『kokomyu(ココミュ)』。自分たちができなかったという親孝行の「孝行」(こうこう)と、母「美幸」(みゆき)さんの名前を組み合わせ、屋号にしました。

くみかさん「ボタンとテープで簡単に開閉ができます。(胸の部分は)ガッと開きますので、乳がんの方が検査や診察のときにしっかりと確認することができますし、授乳中のママが簡単に授乳することもできます」

胸の部分だけを「開閉」できるため、入院中の女性にとって診察でのストレスが少なくなります。
他にも、採血しやすいゆったりした袖口や肌触りの良い綿のガーゼを重ねた生地の服など、実に細やかです。

女性に多い病気をケアできるようにと、アイデアを書き留め、具現化はプロのデザイナーや縫製工場に依頼。
改良を重ね、思い通りの服を完成させました。
完成した服の中には母・美幸さんが好きなピンク色の服も。

真代さん「お母さんが好きなピンク」
くみかさん「お母さん似合いそうだったよね この色」
ネット販売やマルシェなどへの出店でファンは少しずつ増えてはいますが、経営は素人同然です。立ち上げから3年、コロナ禍で思うような営業活動もできず、店の収支はマイナス続き…。
そんな2人にあるきっかけが訪れました。









