熊本県苓北町では、これから旬を迎える『岩ガキ』の出荷が盛んに行われています。

出荷されているのは富岡湾の沖合で、3年から4年かけて大人の手の平ほどの大きさに成長した岩ガキです。
大きいものになると殻の長さが20センチ、重さも800グラム近くと冬場の真(ま)ガキの2倍から3倍の大きさとなるのが特徴で、キング・オブ・オイスターとも呼ばれています。

岩ガキは熊本県が定めた水質基準をクリアした海域で養殖されていて、水揚げ後は16時間以上無菌海水処理を行い雑菌などを取り除くことで、生でも安心して食べることが出来ます。

クリーミーで濃厚な味わいから海のチーズとも言われる「天草天領(てんりょう)岩かき」苓北町2つの業者では、これから8月上旬までに関西や熊本県内に向けおよそ50トンの出荷を見込んでいます。









