2020年の熊本豪雨で甚大な被害を受けた球磨村で、梅雨入りを前に「村民の防災意識」を高めようと防災ブロック会議が開かれました。

4月18日 夜、一勝地(いっしょうち)小学校体育館で開かれた会議には住民およそ110人が出席し、渡(わたり)・一勝地・神瀬(こうのせ)など、五つの地域に分かれて各地域の特徴を踏まえた防災対策について話し合いました。

住民からは「避難経路の安全確認や、集落の孤立に備えた食料の確保が必要」といった意見や「避難に支援が必要な人の安否確認をどうするか」などの意見が出されていました。

球磨村では5月14日、各地区ごとに避難訓練を行い、村民自らが考え実践する防災体制を整えたいと話しています。