台湾の半導体製造大手TSMCが進出する菊陽町(きくようまち)を、台湾の半導体関連企業の関係者が訪問しました。

菊陽町役場を訪れたのは、台湾の半導体企業などでつくる『台湾電子設備協会』の会員35人です。

菊陽町 吉本孝寿町長「町では(TSMC)新工場の建設支援とあわせて、台湾からの赴任者の受け入れ態勢の整備や、生活支援の制度構築に全力で取り組んでいるところです」

菊陽町の吉本町長らが今年1月台湾を訪問した際に協会と懇談し、今回の訪問が実現しました。

会談の中では、TSMCの取引企業から「菊陽町に進出したいが土地が見つからない」と課題が示され、吉本町長が「県などと協力しながら、課題解決に早急に取り組みたい」と応じる場面もありました。


台湾電子設備協会の一行は、4月12日 午後から熊本県内企業などとの商談会に臨みます。