熊本の空の玄関口が大きく変わります。いよいよ3月23日木曜日に開業する熊本空港の新ターミナルビル。
19日に行われた竣工式には蒲島知事や空港関係者など約70人が出席し、完成を祝いました。

蒲島知事「新しく生まれ変わった熊本空港が県民の皆様に夢と希望を与え地域の賑わいの場となることを大変期待しております」

熊本地震からの復興のシンボルとして生まれ変わる熊本空港。空の玄関口としてだけでなく、地域の賑わい創出の役割も期待されています。
記者「(完成後)今回はじめて公開されたのがこちら、搭乗待合エリアです。県内ゆかりの26店舗のお土産やショップなどが並んでいます」

旧ターミナルビルに比べ店舗数は大幅に増加。フロアには熊本の特産品やくまモンがデザインされたスイーツなどが並びます。
天井や柱には県産の木材がふんだんに使われるなどデザイン性の高い快適な空間も魅力の一つです。
さらに…

記者「こちらはイートインスペースです。ここでは、お酒や、そして熊本の味を
搭乗までの時間楽しむことができます」
新たに完備されたイートインスペースでは搭乗間際までショッピングやグルメを堪能できるため、旅の新たな楽しみになりそうです。

ここまでは、飛行機の利用客が楽しめるポイント。今回のリニューアル、これだけではありません。
記者「展望デッキにやってきました。今回新たに加わったのがこちら。滑走路近くまで伸びる花道です」
歌舞伎の『花道』のように縦に伸びたデッキは全国的にも珍しく、飛行機の迫力ある離着陸を間近で見ることができます。

熊本国際空港 新原昇平 社長「商業施設であるとかビジネス機能ですとか、そういうものもかなり充実させて頂いております。ご利用客それから地域の皆様が一緒になって楽しめるような施設を目指していきたい」
新ターミナルビルの開業まであと3日です。









