肥後六花(ひごろっか)の一つ、肥後つばきの展示会が3月9日から熊本市で始まりました。

水前寺成趣園(じょうじゅえん)の中で行われているこの展示会は、2023年で38回目を迎えます。


会場には、肥後つばき協会の会員が丹精込めて育てた盆栽や切り花など約40点が展示されています。


肥後六花は、熊本藩6代藩主 細川重賢(ほそかわ しげかた)が武士の嗜みとして奨励したのが始まりとされ、その1つである「肥後つばき」は一重の大きな花弁に加え、花の中心も大きなことが特徴です。


2月中旬から4月にかけて見ごろを迎えるこの花は、海外の愛好家にも人気が高く、協会の会員はドイツやイタリア・中国にもいるということです。

美しい景色の広がる園内で細川文化を感じることができるこの展示会は、3月12日(日)まで開かれています。