2024年6月、熊本市で女性2人を飲酒運転ではねて死傷させた罪に問われている被告の男が、控訴を棄却した高裁判決を不服として、最高裁に上告しました。
上告したのは、元ホストの松本岳被告(25)です。
松本被告は去年、熊本市中央区細工町の県道で軽乗用車で飲酒運転をし、熊本市職員の横田千尋さん(当時27)たち2人をはねて死傷させたとして、熊本地裁が危険運転致死傷の罪などで懲役12年の判決を言い渡しました。

松本被告は控訴していましたが、12月22日に福岡高裁は、改めて「危険運転は成立する」として棄却しました。
これを不服として、松本被告は最高裁に上告しました。
上告について、亡くなった横田千尋さんの父・邦祐さんは、「呆れて何も言えない、怒りしかない。自分のしたことへの認識がなく何を求めているのかわからない」とコメントしています。









