「見えない横断歩道」どうする?
補修はどうしているのか、横断歩道や停止線を管理する警察に話を聞きました。

--塗り直しなどの基準は?
熊本県警 交通規制課 中園 貴博 課長補佐「明らかに摩耗が激しくなっているところや交通事故が発生しているところ、通学路などを優先的に計画的に補修を行っている」

県内にある横断歩道は、およそ1万6000か所。しかし1年間で補修できるのは、およそ1500か所に留まるといいます。単純に計算すると横断歩道1か所あたりの補修頻度はおよそ10年に一度です。

そこで警察は、線が消えかかっていても補修できない所は白いスプレーで塗るなど応急的な処置をしているとのこと。県民にも情報提供を呼び掛けています。

中園 課長補佐「横断歩道が薄くなっているところを見つけた際は、最寄りの警察署の交通課の窓口まで情報提供いただければ」