力強い張り手をみせる1人の力士。文徳高校相撲部の山下昇介(やました しょうすけ)選手です。

昼休みになると稽古場が食堂に早変わり。そんな相撲部の『アスリート飯』を拝見。
どの弁当も大盛です。

そして山下選手は・・
餅6個を次々と口に運んでいく山下選手。10分で完食です。

Q.まだまだ余裕ですか?
山下昇介 選手「練習前なのでこれくらいにしておこうかなと」
3月の全国大会出場も決まり、熱が入る稽古。ぶつかり稽古や筋トレなどでたっぷり2時間汗を流しました。


そして、お待ちかねの夕食は・・父親の平八郎(へいはちろう)さんが腕を振るいます。
Q.毎日夕飯を作るのは大変?
平八郎さん「息子が頑張っていれば自分も頑張れる(最初は)大変だったけど、最近は呼吸があってきた」

きょうのメニューは山下選手が大好きな『唐揚げ』と『豚キムチ』。
特製ダレに漬け込んだ特大サイズの唐揚げが10個、『豚キムチ』も贅沢に豚肉500グラムを使います。


山下 選手「美味しいです、唐揚げが一番好き」

鹿児島出身の山下選手は学校の寮で生活する選択肢もありましたが平八郎さんが熊本に来て2人で暮らすことを選びました。

当初は毎日の食事づくりに不安もあったという平八郎さん。
平八郎さん「いままで子育て手伝ったかなと考えてあまり参加してなかったので、最後じゃないんですけど一緒に成長していければと思って(熊本に)来ました」

少しずつレパートリーを増やし「おふくろの味」ならぬ「おやじの味」で二人三脚。山下選手の体重は入学当初の123キロから152キロにまで増量しました。

全国大会に向け仕上がりは上々です!
山下 選手「最後はいい結果が残せて、笑ってこっちに帰ってきてお父さんのご飯をまた美味しくたべたいと思います」

さすがに多かったのでしょうか、唐揚げ半分残ってますが?

山下 選手「この(残った)唐揚げは10時にチャーハンを作って一緒に食べます!」
