中国では4年ぶりに行動規制のない旧正月・春節を迎えていますが、熊本の観光地にも変化はあるのでしょうか?

先週末、阿蘇市の温泉ホテルにやって来たのは台湾からの団体観光客です。


この日は2組の団体、56人の台湾人観光客が訪れ、食事会場には中国の正月飾りが準備されていました。春節の期間に外国人観光客が訪れるのはコロナ禍以降初めてで3年ぶりです。


台湾からの観光客「阿蘇山は高さのインパクトがあって、景色がきれいです。」


台湾からの観光客「ワクワクしています。コロナ禍以降、初めての海外旅行は日本を選びました。コロナ前と変わらないおもてなしにうれしく思います」


阿蘇の司ビラパークホテル&スパリゾート 牧野 孝志さん「春節という記念の日に当ホテルを選んで来て頂けるということは、すごくありがたいことで感謝しています」


台湾からの観光客の姿は熊本城にも。観光施設で買い物を楽んでいました。

「台湾から春節を利用してやってきました」
お目当ては?…「馬肉」「阿蘇の火山」「くまモン」


熊本との直行便がないため、中国からの観光客はまだ少ないですが、施設が期待を寄せているのはやはり台湾からの観光客です。

熊本城観光交流サービス 中川 靖 事務局長「3月下旬に台湾の直通便(チャーター)もできます。TSMCも工場ができるので、今後どんどん外国の方が増えるのではないかと期待しております」