教職員の不足数が全国でもワーストとされる熊本県内で、人材を掘り起こすための講習会が始まりました。

県学校人事課 平井 一郎 審議員「ぜひお力を貸していただければと思い、開催させていただきました」

1月23日に県教育委員会が開いた「ペーパーティーチャー講習会」には、県内から約20人が参加しました。

講習会は、教員確保のため免許を取得したものの従事していない人を対象に開かれたものです。

県教委によりますと、県内の小中高でおよそ100人の教職員が不足していて、参加者はICTを活用した授業や働き方改革への取り組みなど、今の教育現場について説明を受けました。

また、あわせて臨時や非常勤採用への申し込みなどの個別相談も行われました。

県教委は、1月28日までに県内4つの会場で講習会を開き、人材の掘り起こしにつなげたい考えです。