熊本大学が所蔵している美術品を広く活用しようとトークイベントが開かれました。

熊本市の肥後の里山ギャラリーで開かれている熊本大学の出張展覧会には熊本を代表する現代作家12人と熊本大学の現役学生の作品合わせて35点が展示されています。

トークイベントでは、画家の田代晃三さんと堀晋吾さんが作品の解説や創作活動にかける思いを語りました。

「海を描き出したのは福島からです。福島の津波、原発事故そういうものから象徴的に描いている」(熊本県美術家連盟 堀晋吾会長)
 
堀さんは、40年一貫して描き続きている「科学文明と生命」というテーマについて解説しました。

この展覧会は来月18日まで開かれています。