世帯年収が425万円以下の学生は据え置き

熊本大学によりますと、物価高などが経営を圧迫していて、学内の施設に新たに命名権を導入するなど収入源の確保を図ってきました。

しかしそれでも教育・研究施設や設備に十分に資金を充てられないということです。

8日の記者会見で小川学長は「物価高や賃上げは今の自助努力を明らかに上回っている。苦渋の選択だが『早くやった方が良い』という結論に達して、授業料の値上げを決定した」と説明しました。

熊本大学は再来年度から、経済状況や物価上昇率に応じて授業料を設定する「スライド制」も新たに導入する方針ですが、小川学長は「さらなる引き上げはできるだけ避け、経営努力を続けたい」としています。

一方で、授業料の引き上げと同時に学生への経済的支援も拡充し、世帯年収が425万円以下の学生の授業料は据え置くということです。