日本有数の金魚の生産地として知られる熊本県長洲町で、1月12日、金魚の初競りが開かれました。


水路を流れていくカゴの中の金魚。競りに参加した仲買人や愛好家は、水路の金魚をのぞき込んで品定めをします。


金魚の競りが開催されているのは、西日本では長洲町だけです。


きょう1月12日の初競りの目玉は、長洲町特産の体長40センチを超える「ジャンボ獅子頭(ししがしら)」。

鯛?? いや、金魚なんです!

その落札価格は…この日最も高い2万5500円で関西の業者に落札されました。


競りの関係者によりますと、ここ数年、新型コロナウイルスの影響で金魚すくいの需要が高まる祭りが中止になり厳しい状況が続きましたが、徐々に祭りが復活し需要が回復しつつあるということです。