官公庁は、きょう1月4日が仕事始めです。

県庁で行われた仕事始め式で、蒲島 郁夫(かばしま いくお)熊本県知事は、TSMC進出というチャンスために全力を尽くすよう職員に訓示しました。

蒲島 知事
「シリコンアイランド九州の復活につなげるため、引き続き人材の育成・確保や交通渋滞の対策など全庁一丸となって取り組んでいくようお願い申し上げます」


また、蒲島知事は「凜」という文字に思いを込め、経済の発展とともに災害からの創造的復興も加速させるよう求めました。


県の幹部職員
「TSMCの進出という大きなチャンスが県内全域に波及するように取り組んでいきたい」


県の幹部職員
「令和2年7月豪雨からの復旧・復興にあたって、緑の流域治水という理念をもって取り組んでいるので、1歩でも2歩でも進むよう頑張っていきたい」


株式市場も仕事始めです。熊本市の証券会社は「三本締め」で相場の活況を願いました。


2023年は、259円57銭高安の 2万5834円93銭で取引が始まり、年末年始に円高ドル安が進んだことを受け、2年ぶりに下落で始まりました。

ただ、大熊本証券は、欧米などのインフレ率が下落する見込みで、それが日本の景気にとって追い風になると期待しています。

大熊本証券 出田 信秀 社長 
「過度な金融引き締めが今後緩和されて行く。そうすると景気にとってもプラスになっていく」


また、TSMCの進出で引き続き半導体関連の注目度が高い状態が続くと予想しています。