熊本市中央区役所は、子どもの発達相談に関する個人情報が記載された「予約簿ファイル」を紛失したと発表しました 。
対象は220人にのぼり、区は対象者への謝罪と再発防止策を急いでいます 。
紛失が発覚したのは、熊本市の中央区保健こども課が実施している心理相談の2025年度分の予約簿です 。
心理相談は、相談者の子どもの発達の様子を確認しながら、関わり方や対応を助言し、必要に応じて発達検査をしたり関係機関を紹介したりするものです。
中央区によりますと、紛失の予約簿には、相談を予約した220人分の子どもの名前・生年月日・保護者の電話番号・居住する小学校区が記載されていました 。
3月26日にファイルを職員が使用した後、鍵付きのキャビネットに返却したことを確認していましたが、4月1日になって所在不明であることが判明しました。
これまでの調査で、外部へ流出した可能性は低く、年度末の異動準備の際に誤って廃棄した可能性もあるとみられています。
不正利用されるなどの被害は確認されていません。
区は4月7日から対象者全員に電話での謝罪を開始していて、8日にお詫びの文書を発送しました 。
区は、原因について「個人情報を取り扱う認識が薄く、管理する仕組みが不十分だった」としていて、再発防止のため、管理を一元化するとともに、1か月以内をめどに紙での運用を廃止して電子データへ移行する方針です。









