熊本県内の市町村立小学校では3月24日まで卒業式があり、約1万5700人の児童が卒業します。
その一人、上天草市の離島にある湯島小学校の高橋央虎(たかはし れんと)さん。今年唯一の卒業生です。

式では、出席した3人の在校生と保護者が見守る中、江崎宏徳(えざき ひろのり)校長から卒業証書を受け取りました。
湯島小学校 江﨑宏徳校長「何も恐れることなく新たな一歩を踏み出して、そしてこれからもどんどん己の殻を突破していってください」

唯一の6年生として、さまざまな学校行事で先頭に立ったという央虎(れんと)さん。6年間の大切な思い出とともに巣立ちます。
高橋央虎さん「1人だったけど休み時間とかにみんなと遊べたので楽しかったです。みんなを引っ張っていけるようにがんばりたいです」

来月入学する湯島中学校は現在休校中ですが、央虎(れんと)さんの入学で1年ぶりに開校することになります。