一方、こちらは人に危害を加えられたイヌ。目の周りが赤くはれ、血が出ています。

荒尾市の住宅街で、庭の犬がハンマーのようなものでなぐられるのを飼い主の女性が目撃しました。

犬の飼い主
「犬を押さえて、ハンマーを振りおろすのを見ました。私が見たのは2回」

その後、動物愛護法違反などの疑いで逮捕されたのは、近くに住む会社員の男。警察の調べに対し「犬の鳴き声に悩まされていた」と供述したということです。
そして2022年は、熊本大学の研究者が 将来、人の命を救うかもしれない新たな発見をしました。

その研究に使われたのは、ネズミです。

熊本大学 三浦 恭子 准教授
「がん研究で、我々としては重要な成果だと思っています」

ハムスター程度の大きさで、がんになりにくい特徴を持つ「ハダカデバネズミ」

一般的なマウスは、強い発がん性物質を投与した場合、100パーセントがんになった一方で、ハダカデバネズミは投与から2年以上が経っても発症がみられなかったということです。

三浦 准教授
「実際に人に使えるようになるまでには、まだ30年かかると思います。がんを抑制する薬剤の開発につながるだろうと考えています
がんになりにくい特徴をさらに解明することで、今後、人間への応用も期待されています。
今年もいろいろな動物たちが話題になりました。お気に入りのニュースはありましたか?