太平洋戦争の開戦日

今日12月8日は太平洋戦争の開戦から84年です。

平和を求めて活動する市民団体などが、陸上自衛隊健軍駐屯地への長射程ミサイルの配備などに反対する集会を、熊本市中心部で開きました。

平和憲法を活かす熊本県民の会 高山賢輔 事務局長「10年後も100年後も12・8以外の開戦の日が来ないように…」

この集会は「政府による安全保障関連の3文書の見直し」などに反対する6つの市民団体が、太平洋戦争開戦日の12月8日に毎年開いているものです。

集会で「平和憲法を活かす熊本県民の会」の坂本正代表幹事は、健軍駐屯地に長射程ミサイルが配備されることについて、全国的な関心を高めるため、声を上げ続ける必要性を訴えました。

平和憲法を活かす熊本県民の会 坂本正代表幹事「ミサイルを配備したら当然何かあったときに攻められる。誰が被害を受けるのか。住民です。自分たちの生活を守るために、おかしいと思うことは全部おかしいと言わなければいけない」

集会には約80人が参加し「長射程ミサイル配備反対」と書かれたのぼり旗などを掲げて下通を歩きました。

健軍駐屯地に配備される長射程ミサイルについて、九州防衛局は「相手に攻撃を思いとどまらせる、抑止力を高める目的で配備する」と説明しています。