6年間の攻防の軌跡

この厄介者が山に帰っていくよう、熊本市は6年前から対策を取り続けています。

これまで使ってきたのは、カラスが嫌がる音が出せる装置です。

さらに3年目には、その装置を固定して無人でも対策ができるようにしました。

しかし対策の度にカラスが慣れて効果が薄れるため、今、熊本市はねぐらの状況に応じて装置の設置場所を定期的に変えるようにしています。

街なかに安息の場所を与えず、昨年度は1万1000羽いたカラスが、1か月で4000羽に減少したということです。

対策を始めて6回目の冬。さらなる減少に向けたアイデアは、対策スタートの前倒しです。