一連の出来事を受けて、熊本市は現在、年に1回、地盤に関する研修会を開いています。

熊本市 西環状道路推進室 中島郷次室長「地域のみなさまのご理解・ご協力があったからこそ開通に至ったと思います。二度とこのようなことを繰り返さないよう、職員の知識・技術力を向上させた上で行政の責務を果たしてまいりたい」

被害に遭った村本さんたちは。

村本照代さん「できあがった橋を見て安ど感もあるし、眺めるたびに心のどこかに引っかかりはある。それは消えないよね、きっと」
渡邉眞理さん「実際に花園からの道を利用すると夫の実家にもすごく行きやすくなった。大きな架橋を渡るときに『この下に住んでいる方々も何らかの心の葛藤があったのかな』と思いをはせることがあります」
竹井直恵さん「19日は通ります(笑)開通日は家族で通ってみようと話しています」

期待と様々な思いを背負い、熊本西環状道路、いよいよ19日、開通です。