熊本地震で2度の震度7に襲われた益城町では、その復旧過程で県道の四車線化や区画整理が進んでいます。地元住民に愛され賑わう串焼き店が、存続の危機に直面しています。

「いらっしゃいませ!」
益城町役場のそばで串焼き店「松竹」を営む松野雄策さん(66)は、益城町の木山で生まれ育ちました。
常連客「面白いマスターで」
常連客「うんまっ!んんっ!」
常連客「ものすごく美味しいです。いつも新しいお酒、見たことないお酒を飲ませてくれる」
常連客「憩いの場所ですね」
焼き鳥はもちろん、季節の野菜を使った串焼きも人気で、お酒にもこだわっています。
串焼き店「松竹」松野雄策さん「飲み物は、日本酒に力を入れてます。焼酎も有名なのを置いています」


13年続く松野さんの店は、9年前の熊本地震で被災。自宅も全壊しましたが、今は再建し、店も営業を続けています。
松野さん「キープボトルとかは、ほとんど割れてしまった。大変だった。大変だったけれど。店の方はボランティアの人達に手伝ってもらって8月くらいから再開した」
ようやく軌道に乗り始めた松竹でしたが、今、存続の危機に直面しているといいます。なぜでしょうか?