熊本県の八代海で今日(12日)、赤潮が確認され、県は赤潮警報を発令しました。

県水産研究センターによりますと、今日八代海を調査したところ、赤潮の原因であるシャットネラ属の植物性プランクトンが、海水1mlあたり、最大37細胞確認されました。これは、警報発令基準値(1mlあたり10細胞以上)を超える数です。

なお、現時点では漁業被害の報告は上がっていないということです。

このプランクトンは魚介類をへい死させる恐れがあり、県水産研究センターは、周辺で養殖などをしている漁業者に、海の色の変化や養殖魚などの状態に注意するよう呼びかけています。