そこは、世界中のデザイナーが憧れる舞台。

そんな第一線に今年、熊本県人吉市のネイルデザイナーizumi(いずみ)さんが参加しました。

ネイルデザイナー izumiさん
「賞状とかトロフィーとかたくさん頂いたんですけど、飾るスペースがなくて、そこに置きっぱなし」

izumiさん
「ミラノ・コレクションのデザイナー認定の賞状です」

他にも2022年は、ニューヨーク・コレクションにも参加しています。そしてこちらが9月に開かれたミラノ・コレクションで披露したネイル。

izumiさん
「繊細なアートを心掛けています。花びら1枚1枚、葉っぱも1枚1枚手作りなので」
ミラノ・コレクションの開催時期に合わせ、日本の秋の花「桔梗」をイメージしています。
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izumiさん
「自分が見たもの、体感したもの感じたものを、そのままネイルにしている」

制作には1か月以上かかることも。

普段は、自宅で完全予約制のネイルサロンを営んでいます。
常連客
「通い始めて5年ですね。これをして欲しいと思ったらその通りにしてもらえるので。それに取れにくい。どの角度から見てもきれい」

ネイルを施す時間は 1人あたりおよそ2時間。現在は予約がいっぱいで、多い時には1日に7人、14時間営業の日も。そして空いた時間はネイルの勉強です。
izumiさん
「仕事が午後10時半とかに終わるんですけど、ご飯食べてお風呂入って、午後11時半から午前5時までネイルの練習して、そこから寝て午前9時からはお客さんがいらっしゃるので…そんな1日をすごしています」

そんな多忙な彼女を支えるのが、夫の義弥(よしや)さん。Izumiさんが海外のショーに出演の際、一緒に同行するなど様々なサポートを行なっています。

izumiさん
「一番大きいのは、心の支えになってくれていることですかね。笑わせてくれたり、嫌なことがあってもフォローしてくれたり」
夫・義弥さん
「自分も美容師をやっていたので、美容業界で全国にいくのは一握りの人たちだし、センスだけじゃない世界というのは分かっているので、寝る間も惜しんで練習したり、そういう努力をした人しかいけない世界というのを知っているから、すごくサポートしたい。ずっと輝き続けてほしい」













