現行の「ウトウトタイム」は不十分?

5人の研究テーマは「昼寝を長くすると夜の睡眠に影響する?」

高校生4人の脳波を頭に巻いた装置で測定し、眠りにつくまでの時間や、昼寝が夜の睡眠に与える影響を調査することで、適切な昼寝の時間を調べました。

その結果は?

宇土高校の生徒「午睡は10分より多く、30分以内が適切だと考察しました。30分以上寝ると午睡の効果が逆効果となる可能性も考えられます」

入眠までの平均時間は約10分、眠り始めてから平均して約30分で自然と目が覚めることを発表しました。一方、30分以上眠ってしまうと深い睡眠から起こされることで、強い眠気や作業効率の低下といった睡眠慣性が起こりやすくなるということです。

この結果から「学校で実施されている10分の昼寝は、眠りに入るころに終わるため、時間を延ばすべき」と提案しました。