熊本県阿蘇地方は、夏から秋にかけて収穫する「夏秋トマト」の生産量が西日本一。出荷がピークをむかえています。
阿蘇地方では寒暖差のある高冷地の気候を生かして、143戸の農家が約39ヘクタールでトマトを栽培しています。

5月下旬に始まった出荷は現在ピークを迎えていて、JA阿蘇の選果場では、生産者が持ち込んだトマトが手際よく色や大きさ別に分けられ、箱詰めされています。
2025年は梅雨明けが早かったこともあり日照不足の心配もなく、品質の良いトマトが順調に出荷できているということです。
JA阿蘇園芸課 倉岡拓郎さん「阿蘇産トマトは甘くておいしいと評判をいただいております。旬の物を食べていただくと体に良いので、たくさん食べていただけると夏バテ予防にもなるかなと思います」
出荷は11月ごろまで続き、約4800トンが全国に出荷されます。