7月3日午前、熊本県菊池市で、授業の一環で田植えをしていた中学生と職員を合わせて12人が体調不良を訴え、病院に運ばれました。

消防によりますと、7月3日午前10時ごろ、七城中学校の職員から「女子生徒が屋外で1時間ほど田植えをしていたところ、熱中症のような症状が出た」と、119番通報がありました。
その後、「50代の女性職員や別の生徒も熱中症のような症状を訴えている」と通報が相次ぎ、午後1時半までに、男女合わせて12人が病院に運ばれています。
全員に意識はあるものの、4人には入院が必要になる可能性もあるということです。

7月3日、環境省と気象庁は熊本県に「熱中症警戒アラート」を発表していて、涼しい場所以外では運動などを中止するよう呼びかけています。
菊池市の午前10時時点の気温は31.6℃で、午後1時半までの最高気温は34.6℃でした。