気象庁が「九州南部が梅雨入りしたとみられる」と発表した5月16日、熊本市は、どんよりとした空模様でした。

10代「ジメジメしてる、イヤです」

――傘は持っていますか?
10代「折り畳み傘を。コンパクトなものを選んだ」

熊本にも梅雨の足音がすぐそこに・・・雨の日が憂うつなとき、傘を開くのが楽しみになるお気に入りのデザインを探してみませんか? トレンドを調査しました。

水槽 花 クリームソーダ!? 開いて楽しい傘事情

「アミュプラザくまもと(熊本・西区)」の雑貨店には、雨対策グッズがずらりと並んでいます。中には、傘を開くのが楽しみになるデザインをそろえたシリーズも。

色とりどりのサンゴと魚たちが描かれた傘は、名古屋の水族館にある水槽をモチーフにしていて、海底を散歩しているような気分になれます。

他には、開くと花の形になる傘もあります。

体をすっぽりと覆うような丸いフォルムも人気です。

そして、サクランボがついたユニークなものも。「クリームソーダの傘」なのだとか。

そして、今年新たに登場したのが「世界の名画シリーズ」です。ゴッホが描いた「アイリス」など、世界三大美術館のひとつ、メトロポリタン美術館が所蔵する名画がモチーフになりました。

やっぱり機能性も大事にしたい…

福居万里子アナウンサー「機能性重視の方には、軽くて持ち運びやすい、スマホと変わらない大きさの傘もあります」

折り畳み傘の進化はめざましく、100グラムを切る超軽量の商品もあるんです。

今は「晴雨兼用」がトレンドで、傘の前方だけを長くするなど紫外線から肌を守る工夫も見られます。

福居万里子アナウンサー「雨も紫外線も避けたい・・・でも風は通したい!そこで生まれたのが、切れ込みのある傘です」

切れ込みのある2段構造で、傘の内側へ風を通す仕組みです。ほかにも、傘の柄に小型扇風機を取り付けられるアイテムなど、暑さ対策も考えられていました。

最後に…

梅雨入りとなれば災害への備えも重要です。土嚢(どのう)や非常食など、備蓄品の確認もお忘れなく。