小学生が「羊の毛刈り」に挑戦しました。

羊は品種改良により自然に毛が抜けず、手入れしなければそのまま伸び続けてしまいます。体温調節などに影響が出ないよう、夏を迎える前に手入れが必要です。

ふわふわに毛を伸ばした羊がやってきたのは、熊本県南小国町のりんどうヶ丘小学校。

この取り組みは、地元で草原維持のために羊を飼育している人たちが動物との触れ合いや阿蘇の草原の大切さを知ってもらおうと、毎年、町内の小学校で実施しています。

毛刈りにチャレンジした1、2年生の児童たち22人は、恐る恐るバリカンを手にしながらも、傷つけないよう丁寧に毛を刈って、羊の衣替えを手伝いました。

児童たち「手とか目とか、めちゃめちゃかわいい」「羊が気持ちいいなぁ~ってしてました」「毛がふわふわで可愛かった」

刈り終わった子どもたちは刈った毛に寝転んだり、生後1か月の子羊と触れ合ったりして楽しんでいました。