まずはお手本から

まずは黃シェフがお手本として、台湾で親しまれている家庭料理を作り、田中シェフはその技術を学びます。

田中シェフ「全部が新鮮です。調味料も含めて初めて見るものばかりです。中華料理は勉強してきましたけど、台湾料理と中華料理は別物です。これから楽しみです。すごく」

そして、いよいよ田中シェフの出番。黃シェフに教わりながら、真剣な表情で試作品を作る中、時々笑顔が混ざります。
料理人同士、通じるものがあるようです。

笑顔を見せる田中シェフ(左)と黃シェフ(右)

――台湾料理は難しいですか?
田中シェフ「難しいと思うかどうかはその人次第。素直に黃シェフの指導のもとやれば難しくない。そこをひねったり、変化を持たせたりすると、余計に難しくなる。素直に、黃シェフの料理を教わってそのまま自分の中に入れ込めばいい」「新しいことにチャレンジできることが楽しくてしょうがないです」

そして、試作品が完成。オクチョウグループの台湾人スタッフや日台会館の日本人スタッフが試食し、双方が満足できる味になっているかチェックします。