春に収穫され、甘さと柔らかさが特長のアスパラガスの出荷が最盛期を迎えています。
熊本県菊池市のアスパラガス農家、木下彰(きのした あきら)さんのビニールハウスでは、30センチほどに成長したアスパラガスが収穫されています。

春に収穫されるアスパラガスは、筋が柔らかく、みずみずしいのが特長です。
今シーズンは冬の寒波で芽が出るのが遅れたため、収穫が2週間ほど遅くなったものの、気温が上がり始めると収量が回復し、品質も良いものができているということです。
アスパラガス農家 木下彰さん(44)「いろいろな料理がありますが、軽く塩・コショウでフライパンで炒めて食べてもらうと、アスパラガスのおいしさがよく伝わると思います」

JA菊池によりますと、アスパラガスの出荷は10月中旬ごろまで続き、中部地方の市場を中心に約150トンの出荷を見込んでいるということです。