阿蘇地方の草原では、冬支度の草こづみの作業が行われています。

刈り取った草を2メートルほどの高さに積み上げて保存する草こづみ。冬場に牛のエサやたい肥として使う阿蘇の冬の風物詩です。


阿蘇市の北外輪(きたがいりん)で、草こづみを作っているのは、農家の森本幸光(もりもと ゆきみつ)さん(84)です。

84歳お元気!!


機械で作れる草ロールの普及で近年は草こづみを作る農家が少なくなりましたが、森本さんは阿蘇の原風景を守ろうと毎年作業を続けています。


今では珍しくなった草こづみ、写真を撮りに訪れる人も多いということです。

森元 幸光さん
「おかげさまで健康ですので、頑張って皆さんに見ていただくのが一番光栄でございます。うれしい限りです頑張ります」


森本さんは今年4基の草こづみを作り、2023年の2月ごろまで草原で保管するということです。