「1000年に一度の大雨」を想定した災害対応訓練を、熊本県と自治体が合同で行いました。

熊本地方気象台の職員「気象台です。西海上から発達した雨雲というのが次々に入ってきているという状況です」
きょう(2月26日)の訓練には南関町、山都町、球磨村、五木村が参加。県南部を中心に甚大な被害がでた2020年7月の豪雨と同じ「1000年に一度の大雨が降った」という想定で、関係機関が連絡をとりあい、情報共有を図ります。

1月から活用を始めたのが、大型のデジタル端末。これまでは紙の地図を使って状況を把握して対応を協議し、主に電話で情報共有していましたが、この端末に書き込んだ情報は関係機関へ直接送れるようになりました。

知事公室 橋本誠也危機管理監「情報をまずどうやって集めるか、それをどうやって的確に関係機関に伝えるかが非常に大事になってくる。訓練をしっかりやって災害対応にあたる職員の能力を高めていく」