寿命を迎える設備が

リニューアルを予定するエリアのバックヤードを覗いてみると。

高倉副園長「ちょっと、木造でだいぶ古くて…」
福居アナ「確かに…。塗装が剥げるのは仕方ないけれど、このへん(地面に近い外壁が)、心もとないですね」

熊本市動植物園が現在の場所にできて55年。

当時から使われている獣舎や設備のなかには、寿命を迎えるものもあります。安全面からもリニューアルは待ったなしというわけです。

高倉副園長「サバンナエリアで生き生きと暮らす姿を見て動物を好きになっていただき、そして動物が自然に暮らせる環境について考える機会になればと思います」

サバンナ構想の設計図は?

(スタジオ解説)100周年となる2029年の完成を目指すエリアは現在、シフゾウやシカ、キリンなどの草食動物が暮らしています。

資料提供:熊本市動植物園

キュウシュウジカやシフゾウはサバンナにはいませんよね。リニューアル後は「アジアの動物」という括りで展示されます。

また、最新の設計図には高さのある見学通路があり、キリンと同じ目線で全体を見渡すことができそうです。