熊本県の観光統計によりますと、おととし(2023年)の県内の宿泊者の数と観光消費額がともに過去最高になりました。

県の観光統計によりますと、2023年の1年間で県内に宿泊した人の数は、前の年より33.3%多い約840万人でした。

〈熊本県内に宿泊した人の数〉
2022年 630万800人
2023年 839万9900人

観光消費額も前の年から17.7%増えて約3732億となり、延べ宿泊者数・観光消費額ともに過去最高を記録しました。

〈熊本県内での観光消費額〉
2022年 3172億4000万円
2023年 3732億5000万円

県によりますと、チャイナエアラインやスターラックス航空など熊本空港発着の定期便が就航したことや、半導体関連企業の熊本進出で台湾などから来る外国からの宿泊者などが大きく増加。宿泊者数が増加したことで観光消費額の増加にもつながったと分析しています。