卒業間近の高校生に金融に関する正しい知識を身に付けてもらおうと、九州財務局による特別講座が開かれました。
この講座は、仮想通貨などが広がる一方、SNSを使った投資詐欺も増えていることから、早い段階から金融への対応能力を高めてもらおうと、九州財務局が開いているものです。

きょう(2月7日)は熊本工業高校の3年生約390人を対象に、借金して投資するように勧める投資詐欺の特徴や詐欺の見分け方を紹介。また生徒も参加した寸劇では、返済方法によって支払総額が大きく変わるリボ払いの危険性も教えました。

授業を受けた高校生「4月から就職し、クレジットカードを使う機会が多くなるので詐欺などに気を付けたいと思った」
財務局は今後も熊本県内の高校で同様の講座を開きたいとしています。