熊本大学が新たな研究センターで「マンガ県くまもと」の構想を後押しします。

上岡 梨紗 アナウンサー
「みなさんに馴染みのある、このマンガそのものを研究するセンターが今月(10月)設置されました」


熊本大学は10月、新たに専門的な研究や人材育成を担う「熊本大学文学部附属 国際マンガ学教育研究センター」を開設しました。


マンガ文化を学ぶ外国人の国際的な拠点を目指す考えです。


すでに、合志マンガミュージアムなど熊本県内のマンガを所蔵する施設と連携し地域振興に取り組んでいます。


また県内にとどまらず、京都精華大学国際マンガミュージアム、北九州市漫画ミュージアム及び明治大学米沢嘉博記念図書館などと連携し、全国的なマンガ資料のアーカイブネットワーク構築を牽引する役割も担っていくということです。

今後は、高森高校のマンガ学科との連携も予定しています。


熊本大学文学部 水元 豊文 教授
「次世代の研究・開発ができる人材を育てるということで頑張っていきたい」


さらに熊本大学では来年度、大学院にアニメやマンガなどの日本文化を学ぶコースを新設する予定です。